柔整オン請、WGで議論を再スタート 昨年度末の「中間とりまとめ」以来

オンライン請求柔道整復

 「医療DX」の方針の下、将来的な導入が見込まれる柔整療養費のオンライン請求(オン請)に関する議論が再開されたようだ。
 昨年度末に「中間とりまとめ」が出されて以来で、7月30日と9月19日の2度、厚労省が主導する「柔道整復療養費のオンライン請求導入等に関するワーキング・グループ」(WG)が開かれた。
CCや審査基準で議論進む、まず実態把握のために近く詳細調査を
 WGでの話し合いは「中間とりまとめ」で示された8つの検討項目(以下参照)を中心に行われた模様だ。 (さらに…)

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2025年9月20日号

中央が伊藤氏。VRの感想を尋ねたり、鍼灸道具の質問を受けたりと出展者と来場者の距離はとても近い

大阪・関西万博2025 VR鍼灸治療を未来の鍼灸を考えるヒントに

あはき柔道整復ほか

 9月1日から7日の間に大阪・関西万博の関西パビリオン京都ゾーンにおいてVR鍼灸治療が開催され、子どもから大人まで多くの来場者が鍼灸を体験し、鍼やもぐさの解説に耳を傾けた。発起人は伊藤和憲氏(明治国際医療大学教授)。『地域の暮らしと健康長寿』のテーマのもと、同氏が文化観光大使を務める南丹市の養生のためのセルフケアプランを紹介する展示として、VRも導入して鍼灸・接骨院体験、観光体験を提供した。なお、南丹市では同氏が開発した養生アプリ『YOMOGI+』にて、町ぐるみで体調に応じて必要な観光地や地域の施設に導くというコンテンツを展開している。
VRというエンタメ性と気軽さに多くの人が鍼灸を体験
 VRで鍼灸を疑似体験するVR鍼灸治療は、 (さらに…)

競技の様子。フィードバックを受け、回を重ねるごとに精度も磨かれていく

第2回あん摩マッサージ指圧甲子園 「大宮で学生が激突!」成果を競い、技術交流する

あはき

 8月24日に大宮呉竹医療専門学校(さいたま市大宮区)にて『第2回あん摩マッサージ指圧甲子園2025』が開催され、北海道から沖縄まで全国のあん摩マッサージ指圧師養成学校の学生30名が参加した。
 主催は一般財団法人一枝のゆめ財団と社会福祉法人日本視覚障害者団体連合。大会長の矢野忠氏(一枝のゆめ財団理事長)は、近年「心の病」増加により全人的なアプローチを行える「手によるアプローチ」の必要性が高まっていると強調し、「スペシャリストとして成長してほしい」と励ました。
 大会の応募資格は盲学校・専門学校においては第2学年以上、大学においては第3学年以上の学生。競技の内容は骨と筋の触察と背腰部への施術を各15分、3名の審査員に対し行う。
 競技中は (さらに…)

商品紹介 日進医療器『ユニコ金粒』

商品紹介あはきほか

24金メッキ粒の貼付型接触粒が透明シートで、9月発売
 鍼灸器具ブランドの「ユニコ」を展開する日進医療器株式会社(大阪市中央区)が、「24金メッキ粒」を使用した家庭用貼付型接触粒『ユニコ金粒』を9月からリニューアル発売している。
 耳つぼ療法など、美容や健康維持を目的とした「ツボ刺激」に幅広く活用できる一般医療機器で、直径10mmのパッチシール型。コリを感じる部位や特定のツボに直接貼付して使用する。フィルムが無色透明なので、顔や手などの露出部位に貼り付けても目立ちにくい。素材には防水性に優れたポリエチレンフィルムを使用するほか、低アレルギー性アクリル系粘着剤を採用している。
 国内製造による高品質で、金粒の外径は1.5mm。1袋に96粒入り(1シート32粒×3枚)。治療院価格は990円(税込)。
 販売に関する問い合わせは、同社(0120-093-118)へ。
 製品情報はホームページ(https://www.unico-net.jp/product/782)より。

令和6年末時点の柔整師・あはき師の数、増加も「勢い弱まる」

お知らせ柔道整復速報ほか

 厚労省が7月下旬に公表した『衛生行政報告例』では、令和6年末時点の施術者数が公表され、柔整師、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師のいずれも増加していたが、その勢いは弱まっている。 (さらに…)

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